胃カメラ飲んでみて!

おととい、人間ドックで、

生まれて初めて、胃カメラを体験。

ドキドキした。


スタート直後、食道への突入の瞬間、たまらず、、、

「オエ〜」と声をあげさせていただいた。

看護師さんの声が聞こえる。

「今が一番ツライところですから、ここを我慢すれば大丈夫ですよー」 と。


しかし、その後も、ノド付近の苦しさは続く。

その傍らで、背中をさすってくれるもう一人の看護師さん。

それが何の効果があるのかわからなかったが、
そのおばさんの手の温もりからは優しさが伝わり、何だか安心感が得られた。

「とにかくチカラを抜いて下さい」

と言われたものの、ついつい全身がこわばり、
それに気づいた俺は、なんとか大きく深呼吸をしながらチカラを抜こうと必死だった。

やがて終了。

看護師さんからは

「上手でしたね」

と言われたが、何がよかったのかはわからない、ただただ必死だったので。


その後、吐き出せるものを全部出し、診察室の外の長イスで待機。

しばらくすると、ひと仕事を終えた後の爽快感が溢れ出てきた。

「終わったぜ」

そんな感じの爽快感だった。



振り返って思う。

バリウム検査をやるくらいなら、胃カメラでちゃんと観てもらった方がいい。

まだ未体験の人は、体調がいい時に、一度体験しておくといい。

どんなコトでもそうだが、「ツラさの免疫」はつけておいた方がいい。

イザ!という時に、物怖じしなくて済むことだろう。



2012年の最後に、またひとつ経験が積めた。
ささいなことだけど。

知識だけでは何にもならない。
経験値はとても大事だ。