惜しかった・・・ ジャパン・・・

ノーサイド目前での引き分け・・・



勝てた試合だったが・・・



残り10分での試合運びが課題となるのかな
8点差というセーフティーリードだったが、
プレーが荒れてしまった。



集中力を切らしたわけではないだろうが、
逆に慎重になり過ぎてプレーが固くなったように見えた。
ニコラスのダイレクトタッチが痛かったな



だけど…
得点的に競った結果になったのは、
カナダのキッカーのゴール成功率が低かったおかげであり、
そうでなければ負けていた。



ボール支配率も地域支配的にも、
つまり内容的には勝っていた。なのに…である。
ゴール前での決定力がもう少しだけ欲しかったのと、
トライされる時があっけなかったという印象をもった。
引き分けで助かったと言ってもいいだろう。



ところで、
現在のジャパンの攻撃スタイルは強豪国に近くなってきた。
セットプレーから近くをFWで徹底的に崩してからバックスへ回す。
それ自体は評価出来る。



だけど、バックス出身の俺としては、
もっとバックスへ回し、揺さぶる攻撃が見たい。
伝統的な日本のオープンラグビーで観てて面白いラグビーをしてもらいたい。
強豪国と同じことをしていても勝てないと思うからだ。



底力をつけながら、
日本オリジナルのラグビーを模索していってほしいし、
俺自身もよく考えていきたい。
そう思った。



まだ気づいていない、やっていないことがまだまだありそうである。
ラグビーで出来ることはまだまだたくさん見つかるはずだ。
だから、ラグビーは面白い。



シンキング・ラグビーこそ、ラグビーの一番の魅力であり、
だから、ラグビーは飽きないんだな。



そう思った。