ゆうべ、大学へ入ったときに最初に友達になった、T・Nと会った。
俺の結婚式の2次会で会って以来だから12年ぶり。
その時はさほど話ができなかったから、
こうやってちゃんと話すのは15年ぶり以上だと思う。


彼とは大学入学直後の
オリエンテーション的バス1泊ツアーで隣の席になったのが
友達になるきっかけだった。


その時、誰も友達のいない俺は
バスの中で一人でウォークマンを聴いていた。
聴いていたのはパンクロック、The Star Clubだった。


しばらくして、突然彼が話しかけてきた。
「何聴いてるの?」と。
「スター・クラブだよ、知ってる?」と答える。
「知らないけど聴かせてよ」と言われ、
イヤホンの片側を渡し聴かせた。


もともと音楽好きだった彼にとって
かなり衝撃的だったらしい。


そのバスツアー後、キャンパスライフへ入っていくわけだが、
俺は器械体操部へ入った。
ある日の講義中にその話を彼にすると、
「俺、中学の時、体操やってたんだ」とのこと。
で、彼も体操部へ入った。


初めて見た彼の
ロンダード・バク転・バク宙1回ひねりを見たとき、びっくりした。


その後、俺も練習を積み、バク宙まではできるようになった。
・・・が、大学2年の終わりに、わけがあって
俺は体操部を辞めた。


久しぶりに会った彼は、
「あの時は寂しかったよ」と言っていた。


話が長くなったので、
再会での話は明日へ続く・・・。