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尾崎ネタを続ける。
土曜日のBS特番で、松田美由紀(松田優作の妻)は
尾崎豊について、『本物』と言っていた。
先日、それなりに人格のある人は
尾崎豊について、『彼は究極のわがまま人間』と言っていた。
どっちも正しいと思う、というか間違ってはいない。
真実と自由。それを尾崎は追いかけていた。
真実=本物、自由=わがまま ってこと。
彼は大人になりきる前に死んでしまったから、
彼より上の年代の人たちは「幼いたわごと」に聞こえたことだろう。
しかし現在、60代・70代の人々、
つまり「俺らの親の世代=当時の尾崎の仮想の敵」の中に
尾崎に共鳴する人々がいる。
『I Love You 』は、もはや日本のスタンダードになった。
生き続けていたら、こうはなっていなかっただろう。
『尾崎豊』は、もはや日本の伝説になった。
容姿がカッコよくなかったら、そうはならなかっただろう。
今日は次男・闘志也の11歳の誕生日。
11の夜・11の地図を歌ってあげよう!