弁証法-1

ずいぶん前の話。
場所は会社の喫煙所。



構内請負会社さんの
一人のスタッフさんに



「答えなんて無いし、いっぱいあるし」的な
話をしていたら・・・



その方が言った。
「森田さん、それって
 弁証法ってヤツですよね?」
・・・と。



それを聞いて
「そーです、よく知ってますね〜」
・・・と答えた。



わかる人には、すぐわかる。



「どうせわからないだろう」
…と、タカをくくっていたら
後々、恥ずかしい思いをすることになりかねない。



「あ〜、見透かされてたのか〜」
…と思うと同時に



相手を
外見やプロフィールだけで判断することが
「いかに愚かなことか!」
…と痛感する。



最近の20代は、
「履歴書上が立派な人」が増えた。
日本の豊かさと少子化の現れだと感じる。



ただ残念なことは、
なんとなく、みんなイイ子たちに見えていて
ツマラナイことと



その裏側で
自分にフィルターをかけて本音を隠していることに
各自が気づいていないこと。



そして、
学ぶ気持ちさえあれば、
いつでもどこでも何でも学ぶことが出来るハズなのに、



「自分には必要ない」とか
「自分は頭悪いから」と言って、
学ぶ習慣形成をしようとしないことだ。



あ〜もったいない!
そう思う。



何を言いたいのかって、



社会人になるまでに
どれだけ出来ているかよりも、
社会人になってから
いかに学ぶかで
個人差が出てくるんだってことなのだけど、



まあ、それは本質のハズなのだけど、
わからない人は自分の潜在能力に気づかないまま
日々が過ぎていく



ホントは
常に学ぶ気持ちがあればイイだけなのに・・・



(続く・・・)