社会的病理


起きるべくして
起こったのではないか?


バブル崩壊後、日本式経営を捨て、
実力主義成果主義へと環境は移り変わり、
全体最適よりも
「自分さえ良ければ…」的風潮を感じる。


日本経済の基盤である製造業は
安い賃金を求めて中国や東南アジアへ…
必然的に国内の雇用が減少


勉強して大学を出ても
就職が難しい現実。
ロストジェネレーションと呼ばれる彼らには
夢すら見当たらずに鬱屈している者が少なくない。


僕らの世代は
なんやかんやでギリギリセーフで逃げ切れることだろう


しかし、
10代の若者たちには、今よりもっと厳しい将来が待ち受けている。


少子化で全員が大学進学する時代が
すぐそこまで来ている。


もはや、勉強が出来ることなど、
何の意味も持たない。


とにかく、
したたかにしなやかに生きていく方法を教え、伝えていくことが
次世代に対する僕らの使命だと思う。


なぜ、親たちは
学習塾に通わせたがるのだろうか?


もう、テストの点数で人生が決まる時代は終わったのに…