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今日は長男ジョーの、中学入学後はじめての定期テストだった。
ジョーは進研ゼミでコツコツ勉強してたから
何も心配していなかった。
…が、
ゆうべ、「お父さん、なんとかしてくれ!」と言うものだから、
家庭教師をし始めた。
中学生に勉強を教えるのは、大学生時代のバイト以来、
もう18年ぶりであった。
テスト前日の一夜漬け。
まずは、どういう勉強スタイルなのかを確認した。
そして、すぐさま気づいた。
これは100点をとるための勉強法じゃないと。
もう時計は夜10時を回っていた。
ここからドラマが始まった。
父と息子が先生と生徒に変わるドラマが。
ジョーは必死だった。
我慢強くついてきた。
結局、勉強は翌朝4時まで続いた。
十分やりきったという思いを互いに持った。
家へ帰ると、テストを終えたジョーがいた。
「ゆうべ、やった甲斐があったか?」と尋ねると、
「やっておいて良かった」と言ってくれた。
教え甲斐があったというもんだ。
父としての威厳を十分示すことが出来たイイ一日になった。