今日は長男ジョーの授業参観日。
14時半ごろ中学校へ到着した時には、
すでに授業は終わっていて「帰りの会」をやっていた。


入学当初、「同じクラスに同じ小学校の子が少ない」と言っていたが、
この1ヶ月ですっかり馴染んだようで、親としてはひと安心。


その後、クラス懇談会、部活動説明会へ参加。
ジョーの将来の夢は今のところ「ラグビーの日本代表」だが、
中学校にはラグビー部がない。


そこで、3月中旬ごろ、
「中学生のうちにキック力をつけるためにサッカー部へ入るといい」と提案してみた。
「小学校のうちからサッカーをやってきた子ばかりが集まる中へ入っていけ」という
一つ目の試練である。


予想外にも、本人はすんなり受けとめ、
ついに先日、サッカー部へ正式入部してきた。
不安はあるだろうが、それ以上に度胸があるのかもしれないな。


部活説明会が終わって、練習風景を見に行った。
いやはや、不慣れながらも楽しそうにやっているではないか!
先輩から「お前はゴールキーパー、お前ならできる」と言われたそうだ。


あらら、もうポジション決まっちゃうの?と思ったが、
冷静に考えると、経験値から考えて「妥当なポジション」だろう。


ゴールキーパーなら、ボールへの反応・接触プレーへの対応が身につくし、
その上、ゴールキーパーはロングキックが必要とされるから、
ラグビーへの繋ぎとしては決して悪くはない。


ゴールキーパーはFWの次に目立つポジションだし、
ジョーはハンサムだから女の子にももてることだろう。


ところで、今やラガーマンの私であるが、
中3の頃、友達4人と週刊少年マンガを回し読みしていて、
少年サンデーの「さよなら三角」というマンガの影響で、
高校ではサッカー部へ入ろうと決めていた。


回し読みの中に少年ビッグコミックがあり、
その中で「ウォークライ」というラグビーのマンガがあった。
・・・が、さほど関心はなかった。


高校の合格発表も終わり、のんびり春休みを謳歌している中、
友達がマンガを読みに遊びに来た。


彼はウォークライを読んでいた。
そしてぽつりとつぶやいた。「ああ、俺の高校にラグビー部があったらなあ」と。
高校の合格発表日にラグビー部のチラシを受け取っていた俺は、
「俺の高校にはあるよ」と答えた。
すると彼は、「いいなあ、俺の代わりにラグビーやってよ!」と言った。


その一言が、俺がラグビーをやるきっかけとなったのである。
ラグビーを通じて得たもの・出会えた人は多い。
当時の彼に感謝!である。


そうこうしているうちに、
ヤフオクで落札した「さよなら三角 全17巻」が届いた。
ジョーは真剣に読んでいる。主役がゴールキーパーのマンガである。


ああ、こうやってDNAが繋がっていってるんだなあって感じる今日この頃。


ジョーよ!中3の夏に部活が終わったら、ギターやろうな!