年の瀬だ。また新たな一年を迎えつつある。
不条理の原理。
不治の病を宣告されていようがいまいが、
人間は生まれたときから死に向かって歩みだす。
いわば、死を宣告されているに等しい。
こんな不条理が宿命だとしたら、
生きることを続けていくこととは、いったい何だろう?