今日は息子たちの授業参観へ行ってきた。
主に長男ジョー6年を見学。
「道徳」の時間であった。


お題は「本当の友達とは?」。
授業の最後の答えは・・・
「本当の友達とは、ただ仲良くするだけでなく、
 悪いところはキチンと言ってくれるのが本当の友達」ということだった。
そして児童たちは、みな本当の友達を持っていると手を挙げていた。


果たして、この児童たちは本心で言っているのだろうか?
友達が学校のガラスを割ったら、
「私が割りました」と言うようにその友達に促すことができるだろうか?
友達が自主的に言わないようなら、
そのことを代わりに先生に告げることができるだろうか?


「アイツはチクった」と言われるのが怖くて、何もしないのが普通の子だろう。
チクったヤツは優等生呼ばわりされて、いじめられる可能性があるんじゃないかな。
うわべだけのキレイごとを先生は児童たちに強制しているように思えてならない。


親友。
大人だってその定義は難しいよ。
仲良くしたしたいし、嫌われたくは無い。
ケンカ覚悟で、真剣に互いの気持ちをぶつけ合う、
そんなパートナーを得るのはそう簡単なことじゃないだろう。
キレイごとで済ませるのではなく、もっと事の真相をえぐってほしい。
教育現場の方々には、そのくらいの覚悟をもってもらいたい、そう思った。。。