ライヴも終わってひと段落。
今日は「we are the world」の曲の背景のDVDをみていた。


we are the world」はオレが高校3年だったから
もう21年前の出来事である。
だが、その記憶は鮮明に覚えている。


このDVDは2枚組になっていて、
1枚目は曲のレコーディング風景の記録。
もう1枚はそれで得た収益金をどう使っていったかのドキュメントである。


この2枚目が考えさせられる映像であった。
困っている人のためにお金を集めることは
アメリカのスーパースターを集めれば、比較的簡単にできることである。
だが、その集めたお金をどう具体的に有益に使っていくかは難しい。
急場をしのぐために物資供給をすればいいというものではない。
「困っている人」を根本的に助けるということは
その人たちを自立させるインフラづくりが必要不可欠なのだ。


それは現代が抱える
自殺問題・ホームレス・大人が抱える普遍的な苦悩などにも通じるものがあるといえよう。
オレはそんな問題に目をそむけずに、
できることを1つづつやっていけたらいいなと感じた。